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最終更新日:2010年10月13日
(随時更新、まだまだ素材追加予定)
小惑星探査機「はやぶさ」の大気圏再突入に伴う火球を観測するため、国立天文台の有志を中心に観測隊を編成し、オーストラリアで観測を行いました。
観測日:2010年6月13日
観測地点:オーストラリア 南オーストラリア州 クーバーペディ郊外地図(Google Map):
より大きな地図で 観測地 を表示観測隊メンバー:渡部潤一(NAOJ)、大川拓也(NAOJ)、佐藤幹哉(NAOJ)、飯島 裕(写真家)、大西浩次(長野高専)、加賀谷 穣(KAGAYAスタジオ)、田鍋 努
われわれが「廃車」と呼んで観測場所の目印としていた車。
撮影/飯島 裕
画像・映像の著作権は撮影者にあります。
2010.9.22追加
大気圏再突入を「人工流星」現象として観測した成果について、日本天文学会秋季年会(会場:金沢大学)で4件の発表(講演)をしました。これに先立ち、2010年9月21日、金沢大学で記者会見を行い、9月22日には多数の報道がありました。
はやぶさ探査機の大気圏再突入の地上観測
─ その最後の輝きは“中秋の名月”を超える輝きだった ─
(リンク先は会見内容についてご紹介しているページです。)
本体の最大発光時と、そのゴースト像(赤)。
画像左端に写っている本体より先行している光点がカプセル。
(国立天文台観測隊 飯島 裕 撮影)
日本天文学会2010年秋季年会(於 金沢大学)
2010年9月22日(水)午前 太陽系セッション
L01a | はやぶさの大気圏再突入の地上観測(1): レビュー |
大川拓也(国立天文台) |
L02a | はやぶさの大気圏再突入の地上観測(2): カプセルの再突入時に観測された火球の光度解析 |
佐藤幹哉(国立天文台) |
L03a | 「はやぶさ」の大気圏再突入の地上観測(3): カプセルと本体の分光観測 |
大西浩次(長野高専) |
L04a | はやぶさの大気圏再突入の地上観測(4): 本体の分裂現象 |
渡部潤一(国立天文台) |
リンク 太陽系セッションの講演予稿集
会期中、ポスター会場で大迫力のポスターを掲示しました。
動画(撮影/佐藤幹哉&田鍋努、大川拓也(Flashを使用しています) 2010.9.22追加
Watec 100N + 6mm (F=0.8) 西方向、南西方向、南方向の3台にて撮影
撮影/佐藤幹哉、田鍋努ほか
それぞれYouTubeの動画を再生できます。またWMV形式の動画ファイルも用意しました。
さらに高画質な動画が必要な場合は、ご連絡ください。
3つの動画を連続再生するページ(Flash を使用しています)
リンク:YouTube サイトへ - Mikiya Sato Meteor Movie
Sony HDR-XR 520V 12倍ズーム(テレ側)
Night Shotモードで撮影(モノクロ映像です)
撮影/大川拓也
クリックすると中解像度のJPEG画像が表示されます。
高解像度画像をご希望の場合はご連絡ください。
ダウンロード
JPEG(960×540px, 109KB)
TIFF(1920×1080px, 1.6MB)
SANYO デジタルムービーカメラ Xacti DMX-WH1E 手持ちで撮影
撮影/田鍋努
AVI 106MB
高解像度画像をご希望の場合はご連絡ください。
OLYMPUS E-30 ZUIKO DIGITAL ED 8mm(Fisheye)
OLYMPUS E-520 ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm(7mmで撮影)
OLYMPUS E-30 ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm(100mmで撮影) 5コマ/秒の連写画像より抜粋、トリミング。 |
詳しくは→ KAGAYAスタジオ - ニュース - 小惑星探査機「はやぶさ」地球帰還
撮影/KAGAYA 湾曲補正、高画質版に更新しました。 PC表示用(1920×1200px)JPEG ZIP プリント用(3534×2210px)JPEG ZIP |
撮影/KAGAYA 湾曲補正、高画質版に更新しました。 PC表示用(1920×1200px)JPEG ZIP プリント用(3534×2210px)JPEG ZIP |
連続写真 撮影/KAGAYA PC表示用(1600×1067px)JPEG ZIP プリント用(4212×2808px)JPEG ZIP |
スペクトル画像
2010.10.13高解像度版公開(クリックで拡大)
解析結果を惑星科学会で発表しました。
2010.9.22追加
2010.10.13高解像度版公開(クリックで拡大)
文字なし版
2010.9.22追加
2010.10.13高解像度版公開(クリックで拡大)
日経サイエンス2010年9月号の表紙に採用されました。
観測隊ロケハングループは、「はやぶさ」帰還を迎える風景を選ぶために昼間のうちに砂漠の中を車で走り、枯れ川沿いに木立のある適地を見つけた。そこには1台の朽ち果てた車が放置されていて、われわれはそれを“廃車”と呼んで観測場所の目印とした。
日本に帰ってから、その車種が FORD FALCON であることが判明した。あのボロボロの車がFALCON(ハヤブサ)だったとは、何という偶然だろうか!
そして後日、われわれはそのFALCONにもう一度驚かされる。「はやぶさ」の大気圏再突入を多数の写真に収めた中にたった一枚、「はやぶさ」の爆発の輝きで照らし出された FALCON が写っていることがわかったのだ(下の写真)。「はやぶさ」の本体が再突入し、満月をも超える輝きを放ったからこそ同時に写った、はやぶさとFALCON、まさに奇跡のツーショットだ。
2010.10.13追加
(参考)星明りの下、高感度(ISO12800)で撮影したFALCON
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加賀谷穣さん KAGAYAスタジオ - ニュース - 小惑星探査機「はやぶさ」地球帰還
田鍋努さん うぃ~くえんど★ふぁ~ま~(ブログ) 1 2 3 4 5
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